今回の『ぼちぼち くろブロ』では、
中村哲医師がどうしてかんがい作業
アフガニスタンの東部はヤバイ場所
について記事をまとめてみました。

医師の中村哲さんがアフガニスタンで
襲撃を受けて銃弾が右胸を直撃し
現地病院のICUで治療中とのこと。
命には別条はないとのことで
ひとまず安心です。
お亡くなりになられたそうで
心よりご冥福をお祈りいたします。
かんがい作業に向かう車中で
襲撃されたとのことですが
医師である中村哲さんは
どうしてかんがい作業に
向かっていたのでしょう?
気になったので調べてみました。
目次
中村哲医師がどうしてかんがい作業

かんがい作業って何?
かんがい(灌漑)とは
農作物の生産に必要な水を人工的に
耕作地に水路などを引く事業です。
砂漠地帯や発展途上国の
開発事業として推し進められています。
どうして医師の中村哲さんが?
中村哲医師は
平和医療団(PMS)の日本総院長です。
ちなみに、PMSとは
Peace (Japan) Medical Servicesの略
PMS自体は医療団体なのですが、
中村哲医師は病気の背景には
慢性化する食糧不足と栄養失調が原因。
砂漠化した耕作地の復旧が必要で
急務だと考えているからです。
発展途上国と言われる国々で
病気が蔓延する根本的な原因は
食糧難や衛生上の問題ですね。
病気を治す治療だけでは
追いつかないと考え、
根本的な環境改善から
取り組まれていたのです。
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アフガニスタンの東部はヤバイ場所

アフガニスタン東部はヤバイ?
中村哲医師はかんがい(灌漑)作業に
向かう車中で何者かに襲撃を受けて
右胸に銃弾を受けています。
アフガニスタンの東部の州
ナンガルハールで事件は起こっています。
このナンガハール州を含む
アフガニスタン東部はかなり治安が
ヤバイ地域なのです。
どうヤバイ場所?
アフガニスタン東部は元来から
イスラム過激派の活動拠点の一つです。
ここ最近でも反政府勢力のタリバンや
過激派組織IS(イスラミックステート)の
組織も現れ治安が悪化しているのです。
時期的にも
アフガニスタンの大統領選中でもあり
より危険な状況だったのです。
また、ナンガハール州は
パキスタン国境に面しており
主要道路のアジアハイウェイ1号線が
通るため過激派組織にとっても
重要拠点であることがわかります。
そんな中、タリバンのムジャヒド報道官は
襲撃には関与していない。
ペシャワール会は復興に関わっており、
タリバンと良好な関係を持っていた。この団体の誰も標的ではない。
とコメントしています。
では・・・ISなのか?
現在のところ、真相はわかりません。
アフガニスタン東部ナンガハール州MAP
常に危険と隣合わせということは
地域的なことからも覚悟の上で
かんがい作業に取り組まれていたのです。
中村哲医師の命に
別条はないとの報道で
一安心していたのですが
お亡くなりになられたことが
わかりました。



まとめ
いかがでしたか?
中村哲医師が
どうしてかんがい作業を
されていたのか?
医師だからこその考えでした。
病気の背景には
慢性化する食糧不足と栄養失調が
原因なので
砂漠化した耕作地の復旧が必要で
急務だと考えていたのです。
アフガニスタンの東部の
ナンガハール州はヤバイ場所です。
パキスタンとの国境に面し、
主要道路も通るためタリバンやISら
過激派武装集団の活動拠点の一つです。
それでは、以上で
中村哲医師がどうしてかんがい作業
アフガニスタンの東部はヤバイ場所
についてのまとめを終わります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
これからも ぼちぼち くろブロをヨロシク!
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