今回の『ぼちぼち くろブロ』では、
デントコーンはまずいトウモロコシ
スイートコーンよりも多用途で身近
について記事をまとめてみました。

日米首脳会談で
アメリカの対中貿易摩擦のアオリを
受ける形で余剰トウモロコシを購入。
このトウモロコシは主に家畜飼料用で
デントコーンやフリートコーンなのです。
民間企業が輸入を前倒しで購入するんです。
250万㌧って物凄い量ですけどね。
日本はアメリカから飼料用トウモロコシを
年間で約1200万㌧くらい輸入しているので
3~4ヶ月分にあたります。
しかし、想像もつかない量ですけど
飼料用トウモロコシ(デントコーン)は
どのように消費されているのか?
ちょっと気になりましたので
調べてみました。
目次
デントコーンはまずいトウモロコシ

デントコーンはまずい?!
デントコーンは美味しくないのです。
美味しくないというよりは
味が無いのです。
わたしたちが食べているトウモロコシは
スイートコーンという品種で
甘くて美味しいイメージですよね。
それと比較するのでなおさら
味が無く“まずい”となるのです。
どうしてデントコーンは味が無い?
成長過程で糖質がでんぷんに
変化してしまうからです。
なので、甘み成分が無くなります。
デントコーンの由来は?
デントコーンの先端は凹んでいます。
そして表面も固いのです。
その全体の雰囲気が歯と似ています。
スイートコーンの粒の先端は
丸~く膨らんでいますよね。
横から見れば歯なんですけどね。
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スイートコーンよりも多用途で身近

スイートコーンよりも身近で多用途
デントコーンの7割強は家畜飼料
デントコーンの使用用途の7割~8割は
牛・豚・鶏などの家畜用飼料として
消費されます。
日本国内での消費量は?
デントコーンなどの家畜用飼料として
輸入されるトウモロコシの年間消費量は
約1500~1600万㌧と言われています。
そのうちの約1200万㌧が
アメリカから輸入されています。
日本は世界一の輸入国なんですよ。
デントコーンが身近ってどういうこと?
消費量は家畜用飼料が全体の7~8割
残りの2~3割が人に直接関わります。
デントコーンはそのままでは
“まずい”ので加工品にされるんです。
“まずい”原因は糖質のでんぷん化でした。
この『でんぷん』が身近なモノとなるのです。
コーンスターチやトウモロコシ由来の甘味料
トマトケチャップやとんかつソース
サラダドレッシング、カップ麺の粉末スープ
などなど・・・
食べ物以外にも紙や接着剤
DVDディスクの原料にも使用されます。
『でんぷん』以外にも油分は
コーン油として使用されますよね。
コーンスナック
もっと身近な食品はスナック菓子です。
スナック菓子に使用されるのは
トウモロコシの粗い粒や粉を
原料にして造られます。
スナック菓子に使用される量は
デントコーン年間消費量の1%に過ぎません。
食用のスイートコーンは
焼き肉やバーベキュー、
縁日の屋台で食べる焼きトウモロコシが
代表的ですよね。
でも、年間通しては、
そんなに食べないですよね。
実は家畜飼料用として使用される
デントコーンの加工品の方が
普段から身近にあり摂取したり
使ったりしているんです。






まとめ
いかがでしたか?
トランプ大統領にゴリ押しで
250万㌧ものトウモロコシを
輸入することになったのですが
デントコーンという主に家畜飼料用の
トウモロコシでした。
デントコーンは糖質が“でんぷん”に
成長過程で変化するので“まずい”
しかし、2~3割は加工品として
スイートコーンよりも
わたしたちの身近にあり消費しています。
それでは、以上で
デントコーンはまずいトウモロコシ
スイートコーンよりも多用途で身近
についてのまとめを終わります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
これからも ぼちぼち くろブロをヨロシク!
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