今回の『ぼちぼち くろブロ』では、
日韓秘密軍事情報包括保護協定
(GSOMIA)を破棄日米韓どうなる
について記事をまとめてみました。

韓国政府が
日韓秘密軍事情報包括保護協定、
GSOMIAを破棄すると発表しましたね。
日本の輸出管理規制を巡る
韓国のホワイト国除外が関連する
内容も含まれていました。
なんか本当にどうしようもない
救いようのない隣国ですよね。
日韓秘密軍事情報包括保護協定を
破棄すれば日本が折れるとでも
考えたんでしょうか・・・
日韓秘密軍事情報包括保護協定が
破棄されたことで日韓双方に
どんな影響が出るのでしょうか?
またこの協定を締結させるきっかけを
作ったアメリカへの影響は
どうなるのか?
考えていきましょう。
目次
日韓秘密軍事情報包括保護協定とは

日韓秘密軍事情報包括保護協定とは
一般的にはGSOMIAと呼ばれていますね。
ジーソミアと読みます。
英語表記の頭文字をとっています。
General Security Of Military
Information Agreement
日本語直訳で
軍事情報に関する包括的保全協定。
同盟国同士や親しい間柄の2国間や
または複数国間で秘密裏な軍事情報を
提供し合って、第3国への情報漏えいを
予防する協定になっています。
現在、日本はアメリカを始めNATOなど
7カ国と協定を結んでいます。
アメリカは60カ国以上と
韓国は33カ国と結んでいます。
GSOMIAの内容
お互いに軍事上の秘密情報を
共有するため、その規則は厳重です。
許可なく第3国に教えてはいけない。
これは当然のことで、情報管理は厳重に保管
されることになっています。
また、保管されている情報に
アクセスできる人は
事細かい制約のもと限定されています。
日韓秘密軍事情報包括保護協定期限
韓国とは、2016年の11月23日に
締結していました。
この協定は、有効期間が1年間。
最終日の90日前に破棄の通告を
しない限り自動延長されるシステムです。
毎年、自動的に更新されていましたが
今回、韓国が協定破棄を通告する予定。
90日前だと8月24日が通告の期限です。
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GSOMIA破棄は日韓双方にどんな影響

日韓秘密軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が
あることで、どんなメリットがあるのか?
現在のところ、最も重要視されるのは
北朝鮮のミサイル情報です。
北朝鮮が弾道ミサイルを発射した時に
日米韓が、その弾道をリアルタイムで解析し
ミサイル防衛システムで迎撃する体制が
整えられています。
韓国が捉えた情報を日本も得れますし、
韓国も日本が得た情報を得ることができる。
ただ、情報の分析能力に関しては
日本の方がはるかに技術力が上で
GSOMIAの恩恵を受けているのは
韓国の方が多いと元自衛官は話されています。
GSOMIAのメリットは、韓国のほうがより多い。
北朝鮮が発射するミサイルの着弾点や高度、
飛行距離などを分析する技術は日本の方が高いから。
2019年7月25日
北朝鮮がミサイルを発射した際
韓国軍は当初、飛距離690kmと発表も、
日本からの情報を元に、600kmに
修正している事実があります。
日本にとってはGSOMIAを
破棄されても現実的には
それほど影響は出ないのが本音です。
日本政府としては継続を望むコメントを
菅官房長官が出されていましたが
アメリカの顔色を見ながらの発言です。
むしろ、東アジア戦略の一貫として
日韓秘密軍事情報包括保護協定締結させた
アメリカにとって痛手となります。







GSOMIA破棄でアメリカへの影響は

安全保障に関わる軍事的境界線
対中国、対ロシア、対北朝鮮を考える時、
昔から朝鮮半島が日本にとっての
軍事的境界線となります。
もちろん現在は、
同盟国であるアメリカにとってもです。
なので今回の判断は、
アメリカの意向に反する行為なので
米韓関係がさらに冷え込む可能性があります。
東アジアでの米国の安全保障が崩れる
米韓および日米の共同作戦に
多大な影響が出てしまいますね。
日韓のGSOMIAは、アメリカの
東アジアにおける軍事的戦略の1つです。
日米韓で共同して中国、ロシア、北朝鮮に
対処していくための
大きな作戦の中にある協定なのです。
日韓での軍事同盟は無いが、
日韓ともにアメリカとは
軍事同盟を結んでいます。
有事が起ろうが起こるまいが関係なく
日米韓で入手した軍事情報を
共有できる仕組みがあるはずです。
しかし、今回の韓国による
日韓秘密軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の
破棄で公式には日米韓での共同作業は
行えなくなります。
それはなぜか?
許可なく第3国に教えてはいけない。
この規則があるからです。
つまり、アメリカは日本が得た情報や
韓国が得た情報を双方の同盟国に
教えることが出来なくなるのです。
それは、米軍の東アジアでの戦略を
見直さなければいけなくなります。
このまま文在寅政権が朝鮮統一へ
突き進んでいけば韓国は最終的に
アメリカから見放されるでしょう。
となれば、日本としては
黙ってのほほんとはしてられません。
軍事境界線が対馬に降りてくるのです。
日本は自国防衛を本気で考える必要が
あるのです。遅いくらいですけどね。
これからは日米韓ではなく
日米台で東アジア防衛戦略を
考える必要があると思います。
台湾がアメリカからF16を大量に
購入したことも、一環なのでしょうか?
もう動き出しているのかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
そもそも、日韓のGSOMIA締結を
橋渡ししたのはアメリカです。
韓国の今回の決断はアメリカの顔に
ドロを塗ったとも言えるでしょう。
日米ともに、そろそろ韓国に
見切りを付けるときがきたのかも
しれないですね。
これからは、日米台で東アジアの
安全保障を考えた方が互いに得策と
考えます。
福沢諭吉さんの脱亜論は
本当に正しいと思います。
それでは、以上で
日韓秘密軍事情報包括保護協定
(GSOMIA)を破棄日米韓どうなる
についてのまとめを終わります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
これからも ぼちぼち くろブロをヨロシク!
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