今回の『ぼちぼち くろブロ』では、
【新種】デイゴハナガサクラゲとは
沖縄の県花デイゴが咲く時期に出現
について記事をまとめてみました。
ハナガサクラゲ属としては
114年ぶりの新種と認めらたのが
“デイゴハナガサクラゲ”です。
パッと見た感じでは
ハナガサクラゲとどこがどう違うのか
わかりにくいですよね。
それでも、外見上の微妙な違いや
DNA分析の結果から新種認定されました。
そんなデイゴハナカサクラゲについて
気になったので調べてみました。
目次
デイゴハナガサクラゲとは
ハナガサクラゲ属は
これまで世界で6種類が知られています。
その中でも最も美しいクラゲとして
日本のハナカサクラゲは有名です。
今回、114年ぶりの新種として
新たにそこに加わった
“デイゴハナカサクラゲ”ですが
最も美しいハナカサクラゲに
匹敵するくらいの美しいクラゲです。
その美しさが端的に現れているのが
触手です。
いわゆる、
クラゲの胴体にあたる傘の表面や
縁からユラユラ伸びている部分です。
この触手の先端から
紫色~蛍光の緑色~薄い黒色と
かなりのド派手な配色になっています。
また、沖縄の県花「デイゴ」のような
赤色っぽい蛍光発色するのが特徴です。
傘の部分の直径はだいたい6~8cm。
傘自体の色は透明で形はドーム型です。
デイゴハナガサクラゲは夜行性
昼間はたいてい海底でじっとしています。
夜になると水面近くまで浮上して
食事や産卵を行います。
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ハナカサクラゲとの違いは?
デイゴハナガサクラゲは
一見するとハナガサクラゲと
見分けがつかないくらいです。
よくよく観察すると
傘表面の触手の数がハナガサクラゲより
少ないことがわかります。
それと、全体的な色合いが
ハナカサクラゲよりパステル調で
淡い色彩になっています。
デイゴハナガサクラゲは猛毒なの?
ハナガサクラゲのような華やかで
派手なクラゲたちは猛毒を持っている
種類が多いです。
デイゴハナガサクラゲの毒性については
未だ解明されていません。
しかし、外見上やDNA解析から
ハナガサクラゲ属の一種なので
猛毒を持っている可能性は高いと思われます。
デイゴハナガサクラゲはどこで観れる?
沖縄美ら海水族館で
2月末まで展示する予定となっています。



沖縄の県花デイゴが咲く時期に出現
デイゴハナガサクラゲの名前の由来
デイゴハナガサクラゲは
沖縄本島の北部の海で発見されました。
沖縄の県花は『デイゴ』ですよね。
デイゴの開花時期と
デイゴハナガサクラゲの出現時期が
重なるのとデイゴと同様に親しみを
持ってもらう意味合いが込められています。
デイゴの花が満開の年は台風も多い?
デイゴの花は初春から初夏に掛けて
真っ赤な花を咲かせます。
実はこの『デイゴ』には
沖縄に伝わる都市伝説的な
話があるのです。
それは、
“デイゴの花がたくさん咲く年は
台風もたくさんやってくる”
という話です。
THE BOOMの『島唄』の歌詞にも
“デイゴの花が咲き♫
風を呼び嵐が来た~♪”と・・・
デイゴハナガサクラゲも
たくさん出現すると
台風が多くなるかもしれないですね。
まとめ
いかがでしたか?
デイゴハナカサクラゲは
ハナカサクラゲ属の新種として
114年ぶりに認定されました。
見た目は一見どこが違うのかと
思うくらい似ています。
しかし、よく見ると
触手の数や色合いが違いますし
DNA解析に結果から新種とされました。
名前は
沖縄本島北部の海で発見されたことから
沖縄の県花『デイゴ』を冠名にしています。
デイゴの花が咲く時期と
デイゴハナカサクラゲの出現時期も
重なることも由来の1つです。
それでは、以上で
【新種】デイゴハナガサクラゲとは
沖縄の県花デイゴが咲く時期に出現
についてのまとめを終わります。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
これからも ぼちぼち くろブロをヨロシク!
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